ナビゲーション(QNAP UI): | コントールパネル>権限設定>ドメインコントローラ |
の操作でドメインコントローラ設定画面を開く
「ドメインコントローラを有効にします」に☑を入れるとドメイン名/管理者パスワードの設定が表示される。
ここでのポイントはドメイン名の後に、FQDNとなるように「.local」を追加することです。*1
独自ドメインを持っている場合、グローバルなドメイン名を入れるのもありですが、イントラネットを少しでもセキュアな状態にする場合には、プライベートドメインである「.local」にする方が良い気がします。
- 続いて、管理者パスワードを設定します。
ここで設定される管理者パスワードは、このドメインの「Administrator」のパスワードになります。
- サーバー署名を変更します。
サーバー署名をデフォルト「署名を強制」から「選択されたSMBバージョンに応じて署名」に変更します。
- をクリックします。
「メモリを2.0GB搭載することをお勧めします」とのウィンドウがポップアップするので、をクリックします。((今回利用したTS-231Pはメモリーが1GBなので、このメッセージが出ます。メモリーが2Gbyte以上積んでいるモデルであれば、たぶんでないと思います(未検証)))
「ドメインコントローラを有効にします」とのウィンドウがポップアップするので、をクリックします。
と表示されるのでしばらく待ちます。
しばらくすると、コントールパネルに戻ります。
コントールパネルに戻ると、ドメインコントローラーの設定に「ユーザー」「グループ」「コンピュータ」「DNS」の4つのタブが増えます。
これで、QNAPはActiveDirectoryドメインコントローラになりました。
気になるようであれば、最終確認
ナビゲーション(QNAP UI): | コントールパネル>権限設定>ドメインセキュリティ |
QNAPへのアクセス認証の選択で、「ドメインセキュリティなし」「ActiveDirectory認証」「LDAP認証」がグレーアウトして、選択できない様になっているはずです。
*1:自分の場合、これに気付くのに手間取りました