これまで、イーレッツ(株)製の、小型静音パソコン(ファンレス)であるBe Silent MS6000という古いパソコンに、PCMCIA-ATAアダプタとPCMCIAカードを装着し、FreeBSDとsamba3を入れて、NTドメインコントローラーとして使ってきました。
役割は、ファイルサーバーとして使っているFreeBSDマシンへ、Windowsマシンからアクセスする際の認証と、Windowsマシンのログオン認証をさせていました。
しかし、さすがに古い(2006年頃製)ため、リプレースしたいのと、UnixとWindowsのユーザー認証を統合したくなったことから、ActiveDirectoryドメインの導入を検討していました。
また、メインファイルサーバーをFreeBSDを使って構築してましたが、タワー型のメインファイルサーバーは電気もそこそこ使うので、常時、利用ともいかず、必要なときに起動してきました。
しかしながら、ActiveDirectoryドメインを構築するのに、WindowsServerを購入する気にもなれず、また、かといって1からUnix上にADサーバーを構築するのもめんどくさいなと思っていました。
そんな中、色々調べている中でQNAP製のNASがオンラインマニュアルでADサーバーになれるとの記述を発見。
購入を検討していたところ、Amzonのクラッシックカード入会特典ポイントとタイムセールで、TS-231P本体が実質1万円ほどで入手可能なことを発見。
HDDは手持ちのメインファイルサーバー用の1TBの予備ディスクを2本使って、ActiveDirectoryサーバー兼ホーム用ファイルサーバーを構築することとしました。*1