思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

【1/80,16.5mm】カメラカーの製作(2):クモヤ145化(2)

型紙制作から時間が経ちましたが、(隙間時間を使って)コツコツと作業を行い、パーツの切り出しを行い終えたので、パーツを組み立て行きます。

1.貨物(荷物)室扉部の組み立て

最初に組み立てるのは、貨物(荷物)用ドアがくぼんでいるのを表現するために、貨物(荷物)用ドア部分から組み立てます。

手順としては側面のドア部分を切り抜いたら、厚紙を木工ボンドで張り付け、乾燥させます。

ある程度、乾燥したら*1、切り抜いた側面ドア部分をガイドに、細工カッターと内刃のみで切り抜きます。

くぼみを表現するための、貼り付けと切り抜きを厚紙2枚分を行ったら、ドアパーツを取り付けます。

ドアパーツのドア部中心裏側に細い厚紙を付けて若干補強を多ないます。

両開きドアの中心を0.5mm幅ぐらい、細工カッターで軽く切り込みを入れて、両開きドアを表現します。

軽く切り込みを入れた部分を、ピンセットを用いて薄皮をはぐ程度にへこみを表現します。

薄すぎると、塗装後に塗料がへこみを埋めて、1枚扉のようになってしまいますので、少し深めにカットしても良いかもしれません。

 

2.前面パーツの組み立て

前面パーツを組みたてを行います。

貫通扉と運転台前面窓枠は一体パーツです。

運転台前面窓のハレーション防止後退を表現するために、ますは、運転台前面窓に沿って2~3mmの厚紙を前面パーツと直角に木工ボンドで接着します。

乾ききる前に、貫通扉・運転台前面窓枠パーツを木工ボンドで接着します。

運転台前面窓の車体側面に向かっての後退角は、ピンセットで細く調整します。

実際の作業は、貨物(荷物)室扉部の組み立てと交互に実施します。

貨物(荷物)室扉の奥行用表現用厚紙を張り付けた際の木工ボンドが乾く間に、前面パーツの組み上げを交互に実施す方が、手際よくパーツの部分組立が進むと思います。

3.車体補強梁の取り付け

まず、3mm×3mmの木材を4本、準備します。

運転台ドア部と貨物(荷物)用ドア部はあらかじめ、逃がしのため、1.5mmほど切り欠きを入れておきます。

運転台ドア部にも切り込みを入れておくのは、塗装後に運転台ドア部を取り付けるためです。この方法により、運転台ドア部と車体側面が、きれいに、面一となるように表現できます。

裾部は木製床板の厚み(3mm)分、裾から、3mm部分*2に、3mm×3mmの木材を張り付けます。

車体側面と屋根部との境にも3mm×3mmの木材を張り付けます。

 

ここまでで、基本的なパーツの組み立てが終わりましたので、木工ボンドが完全に固着するまで、放置します。

*1:実際には、この乾燥の待ち時間を使って、次の前面パーツと交互に作業します。

*2:今回は床板に3mmの木製床板を使うので、3mm空けます。MP台車を使う場合や、厚さの異なる床板をつか場合にはその都度調整が必要出す